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当院の役割・機能

当院の役割

近年、急性期病床と慢性期病床の機能分化が明確化され急性期病院の平均在院日数は縮小する方向に向い、他方次第に高齢化、障害の重度化が進む中、在宅医療のあり方についても見直されてきています。

そういった状況下、当圏内の地域完結型医療体制の中で、当院は、目的が明確にされた回復期医療を担う「回復期リハビリテーション病棟」を有する病院として、チーム医療のもと、患者さんの早期退院・早期社会復帰を目指す役割を果たしています。そして、退院後の患者さんには「総合リハビリテーション施設」として外来リハビリ及び維持期のリハビリ(通所・訪問リハビリ) を行い、ADLの維持・向上への役割も果たしています。

また、かかりつけ医の役割として、地域住民の健康管理・増進に寄与するとともに、小松島市医師会活動である夜間・休祭日診療に参加し、地域の初期救急にも貢献しています。

機能

1. 当院のリハビリテーションの機能

(1)「回復期リハビリテーション病棟」としての機能

当院の全病床(92床)が回復期リハビリテーション病棟であり、紹介率約97%で、年間新入院患者数約500名、平均在院日数約50日、病床利用率約85%、在宅復帰率約80%の機能を有しています。急性期病院(特に、徳島赤十字病院)との強固な連携下、障害を持つ患者さんまた術後の患者さんに、チーム医療のもと、起床から就寝までの一貫したADL自立に向けたケア(モーニングケア、イブニングケア等)を行なっています。一日2~3時間の個別リハビリとともに、365日のリハビリ提供体制もとり、早期退院・早期社会復帰を目指しています。

退院に関しては、医療ソーシャルワーカーを中心にかかりつけ医、長期療養施設、福祉施設等との地域連携を密にして、調整を図っています。回復期リハビリテーション病棟は小松島医療圏では当院のみで、南部保健医療圏においても阿南市羽ノ浦町の阿南共栄病院に40床有するのみです。

紹介入院患者さんの約80%が徳島赤十字病院からの紹介であるため、当院看護部課長が入院予定患者さんの状態把握及び入院説明のために徳島赤十字病院に出向き、また当院理学療法士が徳島赤十字病院の急性期リハビリに出向する一方、徳島赤十字病院の脳外科医、整形外科医が当院への紹介入院患者さんの病棟回診を行うなど、急性期病院との連携を緊密とし地域完結型医療の機能の円滑化を図っています。

(2)「総合リハビリテーション施設」としてのリハビリ機能

退院後の患者さんの外来リハビリ・訪問リハビリ等を行い、また地域住民を対象にした通所リハビリを実施することで、患者さんのADLの維持・向上を図る地域密着型リハビリテーション機能を有しています。また、地域医療機関からのリハビリ紹介の要請にも対応しています。

2. 地域住民のかかりつけ医としての機能

(1) 一般外来診療としての機能

当院の診療標榜科目は、内科・整形外科・リハビリテーション科・歯科であり、主に地域住民を対象とした診療にあたっております。現在の当院の診療方針としては、地域住民のかかりつけ医としての役割を果たすとともに、時間外診療においては小松島医師会活動の夜間・休祭日診療(初期救急医療)に貢献していくことを基本に考えています。救急患者さんや高度な精査・治療が必要な患者さんの場合には、速やかに基幹病院に搬送する等、適切な対応に努めています。特に、病院機能(地域医療支援病院・救命救急センター等)、地域性から徳島赤十字病院に紹介することが多いです。

(2) 地域住民の健康管理への取り組み
下記の健診(検診)業務を行なっています。
  • 小松島市民の日帰り人間ドックおよび脳ドックなど
  • 地域住民の各種健診、肝炎ウィルス検査、胃集検(施設検診)、特定健診など
  • 徳島県市町村共済組合による人間ドック 、脳・人間ドック
  • 上勝町住民への脳検診

3. 地域住民の健康増進への貢献

(1) 小松島市地域包括支援センターと協力し、健康教室などに参加し、地域住民の健康教育・健康増進を図っています。
  • 「高齢者いきいきパワーアップ教室(65歳以上)」の支援
  • 歯科医師、リハビリスタッフによる介護予防健康教室への講師派遣
(2) 小松島市介護保険課との共同事業
  • 「いきいきパワーアップ事業(65歳以上)」
(3) 小松島リハビリテーションクリニックにて実施している「小松島健康クラブ」への支援
(4) 看護部による健康相談室への参加